■占択◆スクランブル　雑記　19/04/03　<追記 19/12/23>

ネタバレ入ってます。プレイ済みの方観覧推奨。

一応完成までには色々あったのですが言えそうな範囲で。石取りゲームの発案は豪炎術師氏（テキスト担当）です。
3人で遊べるカードゲーム「スクランブル」と言ってて、確か18年の10月位だったかな……。ラスボスキャラメインだというのとヘリオールがやって来る、というのが面白くて……。
一応ナントカ三術将のラスボス３人が揃うネタ（後述）がすでにあったのでそれのイメージと合わせて実際に作られたのを遊んでみたら結構楽しくて「コレゲームにするか」というコトで強引にPCゲーム化させたのがコレです。リアルだと紙とペンとプレイヤーが揃えば５分経たずに作れます。 その後ゲーム製作が半分終わった位で「石取りゲーム」だけじゃ絶対もたないという考えから「おまけ」を実装をするコトにしました。「おまけ」の案は色々ぼやぼや考えてたのですが折角の機会だったので、私が「3」の最終章製作中（18年7月）に出されてた「バーサスシリーズ　ナントカ三術将クオリアVSドグレVSレベータ」（これまた豪炎術師案）というラスボス３人が揃うマンガを使うコトにしました。出オチマンガです。だってナレーションで「クオリアは微塵にも思わなかった」「まさかこの天下が」「１日で終わることになるとは！」て描いてあるんですよ。ココだけで面白い。
初見で読んだ時はシチュエーションが大変楽しかったので一応手直ししてもらって冒頭（ドグレパート）まで再現しました。
マンガの方はまだ先が少しありますが、その一部を「directory」の「クオリア」と「ドグレ」の項目で拾っています。ゲーム版のあのオチは……言ってしまうとバッドエンドです。バッドエンドなんですが……見ても不快にならない、上辺だけはギリギリ明るく見える様にかなり配慮しました……。ゲームの内容自体はマンガの方が先なので石取りゲーム中に出現したヘリオールがやたら殺気立ってるのはココから来ています。因みに↑の絵はマンガの台詞を次回予告風に勝手に描いたモノです。

作られた時系列　マンガ（おまけ元ネタ）→石取りカード（アナログ）→「占択◆スクランブル」


余談
☆「魔晶石カード（３）と術士カードの豪華感」
魔晶石カード（３）と術士カードをちょっと出し惜しみしたくなる様な特別感あるデザインと感じてもらえるようにしました。「所持してる満足感」みたいなのがあれば嬉しいです。
魔晶石カード（１）はデザインがシンプルな上、３枚所持してるので「気軽にほいほい出せる感」を出しました。

☆第三者の介入
ドキドキしませんか？　わいわい身内だけで集まってゲーム遊んでただけなのに突如現れる第三者！！　一応リアルでも遊べるテーブルゲームなので「プレイヤーが増えてくれた感」も味わえてより盛り上がれると思います。

☆別衣装
別衣装で何か出来る、というのは「３」でやりたかった（出来なかった）コトなので実装出来て良かったです。

☆以下勝ち負け表示システムのバランスの話
一番最初は「record」で「勝ち」「負け」「引き分け」が見れる様になってたんですけど、このゲーム正直いうと「全然勝てない」んですよ。勝てない。ヘリオールに頼って氷漬けにしてもらうしかない位に勝てない。
なので「record」開くたびに「自分の負け数が目に入ってきて萎える」という意見から非表示になりました。対戦回数増えて負け回数も増えてきたとしても、その時「record」に表示される「対戦回数－勝利回数」というあえてパッと見ではわからない（計算しなきゃいけない）状態を作るコトによって「負け回数」に対するストレスは軽減されたと思っています。
あと「勝てない」というゲームの方向性から一部の証の条件を変更しました。元々一番左の証は「１０回戦する」でなく「１６点以上取得で勝利」でした。言い換えれば「対戦中２点取られたら達成出来ない」という厳しい条件です。
全然勝てないゲームなのにこの条件を満たそうとするとリセットを繰り返すハメになるのでそうなるとプレイヤーは楽しくならないです（ココから対戦中断機能を付けました）。それと一番左の証が「１６点以上取得で勝利」だと「最短３戦で証が全部揃ってしまう（初戦で１６点以上取得とヘリオール出現が同時達成出来てしまうので。あとは全キャラ使用しての計３戦）」コトが起こるのでプレイヤーにある程度長く楽しんでもらいたいという理由もあります。

色々あって勝敗よりプレイ回数を優先させる様にしました。こうすれば多少勝てなくても長く遊んだ分プレイ記録も増えてそれがおまけを見れる状態に繋がると思ったからです。
あと「引き分け」ですが引き分けになる確立があまりにも低かったので廃止しました（同点決着、ヘリオール退場位しか……）。それとヘリオール撃退（術士カードが２回揃う）は自分の体感的には２００分の１位の確立で、全然お目にかかれない状況なのでそれを誰でも見れる様にした結果が「おまけ見るゲー」での演出です。通常プレイ中で見れたらラッキー程度に思って下さい。
あとこのゲームでのやりこみ（？）といったらアナザー衣装3人のヘリオール撃退カットインを見る、になるんですかね……

☆小ネタの話
・「試曲」でBGMを流すと「おまけ2」観覧時でもそのBGMが流れ続けます。
・100戦するとrecordの「10回戦する」アイコンがちょっとだけ豪華になります。
・初戦からクオリアだけを使用し続けると「他のキャラも使ってね！」なメッセージが一度だけ出ます。
・おまけ1のイベント戦は術士カードを出すタイミングによってクオリアの台詞が分岐します。「石×4→術士」「術士×2→石×4」「術士→石×4→術士」で全てのパターンを見るコトが出来ます。